「ヨルダン?イスラエルの隣でしょ?大丈夫なの?」
引っ越す前に何度も言われたセリフです。
...いや、私も心配していました。
中東って聞くと「戦争、爆発、危険」というイメージがあります。
情報少ないし、行く前はかなり不安でした。
(観光で行く分にはいいけれど、実際に住むとなると話は別だなと。)
昨年、イスラエルとイランの間でミサイル攻撃が始まったころ、私はまだ日本にいました。
ネットやニュースでしか情報がなく、実際に現地ではどうなっているのかメディアだと詳細がわかりません。
その頃、すでに相方はヨルダンにいたので、テレビ電話でやりとりしてました。
イスラエルとイランの間に挟まれてるヨルダン。
相方 「あぁーまたミサイル上空に飛んでるよ。鳥のようにね。」
と、当時言ってました。
いやいや、違うでしょ。そのリアクション。
上空にミサイルだよ。やばいでしょ。
ヨルダンに住んだらそんなことまで慣れてしまうのか?
感覚がおかしくなるのか...
ミサイル飛んでる時も学校は通常通り。
空襲警報が鳴ると外へ出るなという程度だったそうです。
く、くうしゅうけいほう!?
そして、今年の夏前には、イスラエル情勢が再び悪化し、カタールの空港が閉鎖され、ヨルダンには行けない状況。
なんとか出発日には飛ぶことができましたが、当日も、もしかしたら突然空港が閉鎖されるんじゃないかと心配はしてました。
そして今、実際に暮らしてみて、感じたこと。
ヨルダンは本当に平和
人々は優しく、生活に困ることはありません(断水は困るけど...)。
こっちに来てからはミサイルは上空で飛んでません(飛んだら困る...)。
日常は穏やかです。
街は思っていた以上に栄えていて(ちょっと失礼ww)、
観光スポットもたくさんあります。
死海の泥パック→絶対にやってほしい
ローマ遺跡→ぜひ行ってほしい
カフェやスイーツ→たくさんお店がある
フルーツはとても美味しい!→ホテルでフルーツがあったら食べてほしい
そして、搾りたてジュースは最高!
アルコールドリンクもレストランやホテルで飲めます→ちょっと値段は高いけど
乾燥してるので過ごしやすい。雨もほとんど降らない→「映え写真」も撮れちゃいます。
猫好きにはたまらない→ねこちゃんいっぱいいます。
冬は寒いけれど、今の季節はとても快適です。
まだまだ紹介していないスポットがたくさんあります!
でも、この地域は日々状況が変わるので、「明日どうなるかわからない」という緊張感は常にあります。
ヨルダンは中東のなかでも「安定した拠点」として認識されていて、国際機関や大使館も数多く存在します。
ここで何かあれば中東全域、いや、世界規模の危機になるほどそれくらい重要な国です。
ヨルダンはただ隣国に振り回されてるだけ。
いつか不安なく観光にきてほしいです。
そして、多くの人にこの国の魅力を知ってほしいと思います。
日本からのアクセスは、私の場合、羽田からカタール経由でヨルダン到着。
JALもいいけど、カタール航空...本当にすばらしかった...
ヨルダンに住む日本人は約200人くらいです。
そんなに多くいませんが、
これからも少しずつヨルダンの新しい発見を伝えていこうかなと思います。
さて、住宅街の散歩をしてると、あちこちに色鮮やかな花が咲いています。
こちらの家は外壁が白いので、花の色がより一層映えて見えます
「ジャスミン」
地中海沿岸でよくみられる花。暑さや乾燥に強く、庭や壁に絡んで咲く姿はとても印象的です。
近くを通るとほんのり香りが漂ってきます。
「ルリマツリ」
温暖で、乾燥した気候に強く、地中海沿岸地域でもよく植えられているそうです。
淡いブルーがとても爽やかです。
「ブーゲンビリア」
こちらも乾燥や強い日差しに強いため、中東や地中海地域で広く植えられています。一年を通じて、温かい地域では、長期間咲き続けます。
どの花も、住宅街の景色をぐっと華やかにしてくれる存在です。